【入門編】数理統計/統計検定1級おすすめ書籍
統計検定1級対策・数理統計
現代数理統計学の基礎 (共立講座 数学の魅力)
メリット
- 統計数理の重要範囲が網羅されている
- 統計検定1級(R)の範囲が網羅されている
- 巻末に行列など、必要な数学公式がまとめられている
- 証明が一通り紹介されている
- 演習問題が豊富で略解も載っている
これをマスター出来れば、統計検定1級も数理統計も自信を持てます。
デメリット
- 難しい
- 演習問題が難しい
- 数学の前提知識は必要(数Ⅲレベルの解説はなし)
この書籍が、スラスラ読める人は、これだけで十分。他に何か買ったりする必要は全くなし。
ただ、大部分の方はこの書籍をいきなりスラスラ読めるというのは難しいと思われ、1週で理解するのではなく、徐々に理解していくというのが統計初学者にとっての現実的な取り組みになると思います。
一方で、この本を完璧にすれば限りなく統計検定1級(R)合格は近くなりますので、1冊持っていて、この本でわからないことはないという理解度を目標に学習すればよいと思います。
メリット
- 問題演習ができる
- 現代統計数理学の基礎より簡単
- 解説が若干初心者向け
いきなり現代統計数理学の基礎を学習する自信がない方は、このシリーズからステップアップするというのも十分ありです。歴史のある書籍ですし、間違えがない所も安心です。
デメリット
- 網羅的ではない
- この書籍だけでは統計検定1級の対策は不十分
まず数Ⅲを学習されていない方にとっては、はずみをつけるためにもおすすめです。
数Ⅲレベルを理解している方であれば不要なレベルかと思います。
入門・統計学
マンガでわかる統計学
マンガだからといってバカにできない。とてもわかりやすい。
マンガシリーズはキャラの関係が継続しており、意外な伏線に気付いた時には、自分が没頭していることに気づくだろう。筆者は、統計と関係ないストーリーをはやく読み進めたいがために実際の計算を飛ばしたりしていたが、やった方が良いだろう笑。
ストーリー上に登場するように統計に詳しい優しい先輩が現実世界にいると、とてもありがたいと思った。
ベイズ統計シリーズや因子分析シリーズもあるので、興味がある方は読了後の感想を是非聞かせてほしい。
編集後記:友達は大事。
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